TomcatのWebアプリケーションマネージャ画面の表示方法(Eclipse)
EclipseでTomcatのサーバーを立てた際、Tomcat Webアプリケーションマネージャを表示する方法の備忘録メモ。
[Tomcat Webアプリケーションマネージャ 概観]
こんな画面のあれです。Webアプリケーションの管理が行えます。
[使用環境]
・Eclipse Java EE IDE for Web Developers Version: Oxygen.3a Release (4.7.3a)
[作業前提]
Eclipse上でTomcatサーバーの定義作成が完了していること。
[作業手順]
大まかに以下①~③の手順です。
①アクセス用ユーザーの設定
サーバー定義中の tomcat-users.xmlに 以下の行を追加します(青字部分)。
<role rolename="manager-gui"/>
<user username="admin" password="pass" roles="manager-gui"/>
②Tomcat Webアプリケーションマネージャ コンテキスト定義の追加
server.xml に 以下の行を追加します(青字部分)(この作業がなぜか色々なブログで省略されていますが、こいつを定義しないとマネージャにアクセスできません)。
<Context docBase="${catalina.home}/webapps/manager" path="/manager" privileged="true" reloadable="true"/>
③サーバーの再起動
xmlファイルに変更を加えた仮想サーバーを再起動してください。
④Tomcat Webアプリケーションマネージャのurlへアクセス
ブラウザで localhost:8080/manager へアクセスしてください。
すると、ログインダイアログが表示されるので、
②で入力した username と password の値を入力してください(ここでの例では admin/pass となります)。
Tomcat Webアプリケーションマネージャ が表示されます。以上。
[補足説明]
③サーバーの再起動、rulアクセスについて、
よくいろんなブログとかで「 localhost:8080/manager/html にアクセス」と言っていますが、そのurlはデフォルト設定であれはそうなるわけで、同一pc(eclipse上のほかのwebプロジェクトなど)にて他のポートが使用されている場合は、ポートは8080とは限りません。
尚、urlも上記のとおり manager/html とか書かれている場合が多いですが、それも正確には決まっておらず、②で設定した値
<Context docBase="${catalina.home}/webapps/manager"・・・
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