MasaruTanakaの日記

IT関連のこととか。

TomcatのWebアプリケーションマネージャ画面の表示方法(Eclipse)

EclipseTomcatのサーバーを立てた際、Tomcat Webアプリケーションマネージャを表示する方法の備忘録メモ。

 

[Tomcat Webアプリケーションマネージャ 概観]

こんな画面のあれです。Webアプリケーションの管理が行えます。

f:id:MasaruTanaka:20180721222602j:plain

 

[使用環境]

Eclipse Java EE IDE for Web Developers Version: Oxygen.3a Release (4.7.3a)

Apache Tomcat/8.0.36

 

[作業前提]

Eclipse上でTomcatサーバーの定義作成が完了していること。

 

[作業手順]

大まかに以下①~③の手順です。

①アクセス用ユーザーの設定

サーバー定義中の tomcat-users.xmlに 以下の行を追加します(青字部分)。

<role rolename="manager-gui"/>

<user username="admin" password="pass" roles="manager-gui"/>

Tomcat Webアプリケーションマネージャ コンテキスト定義の追加

server.xml に 以下の行を追加します(青字部分)(この作業がなぜか色々なブログで省略されていますが、こいつを定義しないとマネージャにアクセスできません)。

<Context docBase="${catalina.home}/webapps/manager" path="/manager" privileged="true" reloadable="true"/>

 

③サーバーの再起動

xmlファイルに変更を加えた仮想サーバーを再起動してください。

 

Tomcat Webアプリケーションマネージャのurlへアクセス

ブラウザで localhost:8080/manager へアクセスしてください。

すると、ログインダイアログが表示されるので、

②で入力した usernamepassword の値を入力してください(ここでの例では admin/pass となります)。

Tomcat Webアプリケーションマネージャ が表示されます。以上。

f:id:MasaruTanaka:20180721222602j:plain

 

[補足説明]

 

③サーバーの再起動、rulアクセスについて、

よくいろんなブログとかで「 localhost:8080/manager/html にアクセス」と言っていますが、そのurlはデフォルト設定であれはそうなるわけで、同一pc(eclipse上のほかのwebプロジェクトなど)にて他のポートが使用されている場合は、ポートは8080とは限りません。

尚、urlも上記のとおり manager/html とか書かれている場合が多いですが、それも正確には決まっておらず、②で設定した値 

<Context docBase="${catalina.home}/webapps/manager"・・・ 

タグに由来しています。